校長の言葉(令和元年12月)

令和元年が暮れようとしています。今のところ暖冬傾向で、とても年末とは思えない穏やかな気候が続いています。まだスタッドレスタイヤに交換していません。この冬はこのまま乗り切れるでしょうか。悩ましいところです。

さて、今月は7日(土)に3回目の中学生対象の学校説明会を開催しました。22の中学校から、保護者の方も含めて66名の参加でした。実際にその学校へ足を運び、校内や先生や在校生の様子を見て、聞いて、学校の「空気」を感じてくることは、学校選びの大切なポイントだと思います。

説明会では、本校の特色である、進学にも就職にも対応できるノウハウを持った学校であること、少人数教育で中学校の内容の学び直しからしっかりと学習できること、校訓「真摯」のもとに真面目でひたむきな生徒を育てていること、清新祭や闊歩大会をはじめ、楽しく、学校に誇りの持てる行事がたくさんあること、などを紹介しました。「師弟同行」の精神のもと、先生と生徒の距離が近く、一人一人の生徒に先生がじっくりと向き合い、丁寧に面談を積み重ねていること、「面倒見のよい学校」「生徒の成長が目に見える学校」として中学校から評価されていること、伝統校にも負けない「豊かな経験」ができる学校であること、などを説明しました。

参加してくれた中学生の皆さんは、スクリーンに映される資料を見ながら、真剣に耳を傾けてくれました。来春はぜひ本校の生徒として先輩からバトンを受け継ぎ、尾西高校の伝統を積み上げてくれることを期待しています。

26日(木)には尾西第一中学校の「高等学校紹介」に呼んでいただき、中2生に本校のPRをしました。先生からではなく、本校2年生のK君とAさんとIさんが学校紹介のプレゼンを行い、本校生徒の生の声を聞いてもらいました。

もう一つのトピックは放送部のラジオ番組への出演でしょう。先月もお伝えしたとおり本校放送部は「第32回愛知県高等学校総合文化祭放送部門県大会」の「オーディオピクチャー」部門で見事優勝しました。県大会で1位です。来年8月に高知県で開催される全国大会に出場します。それを聞きつけたFMいちのみやの番組「あなたにアイタイム」から出演依頼があったのです。

25日(水)13時10分からの生放送に、2年生のA君、1年生のH君とE君の3人が出演しました。ドキュメンタリー作品「伝統を彫る~尾張の木魚職人~」制作時の苦労や工夫を語ってくれました。堂々たる受け答えで、校長として誇らしい気持ちになりました。

みんな本当に素晴らしい「力」を持っています。いい経験をしたと思います。次に続く本校生徒の活躍を楽しみにしています。

早くも令和元年が終わります。令和の新しい時代は、これまで以上に大きな「変化」の起きる時代でしょう。AIが進展する中での「情報化」と国内で働く外国人労働者を巻き込んだ「グローバル化」への対応は避けて通ることはできません。ナショナリズムの高まりは「不寛容」な世相をもたらしました。さまざまな「格差」がますます広がっています。

単に知識を持つだけでなく、それを活用する思考力、判断力、表現力の育成が、今学校に求められています。文化や価値観が異なる人々と、協働し、課題を発見して解決にあたるコミュニケーション能力も不可欠です。そのための教育改革が進められています。学習指導要領も改訂されます。これからの時代を生き抜くために、こうした「力」を、日々の授業で、学校行事で、部活動で、養ってもらいたいと考えています。そんな話を終業式の式辞でも伝えました。

今月の報告はここまでといたします。では、皆さまもよいお年をお迎えください。

 

令和元年12月27日    校長  三 浦 治 夫