校長より
~尾西高校の「大団円」に向けて~
尾西高校は県立高等学校の再編により、稲沢高校、稲沢東高校と統合され新たに稲沢緑風館高校が開校されることとなりました。尾西高校は令和4年度に最後の入学生である46回生を迎え、令和6年度をもって48年の歴史を閉じることになります。私を含めたくさんの尾西高校生が、学校にお勤めになった先生方や職員の方々、地域の方々にお世話になり社会に羽ばたくことができました。48年間の皆様からのご厚情に感謝の思いが絶えません。
さて、「終わりよければすべて良し」というように、終わりをどのように迎えるかはとても重要です。私は赴任以来、先生方や生徒諸君に「大団円」の話をして参りました。「大団円」とは「いろいろなことがあって最後にすべてのことが具合よく円満に終わること」を意味する言葉です。学校を閉じるにあたり、ここまで尾西高校にかかわってきた全ての方々に、尾西高校が存在した意味や価値を受け止めるきっかけとなるような取組を行い「大団円」を迎えたいと考えています。
今回その一環として、HP上に閉校に向けての取組を案内する場、同窓生をはじめとする学校にかかわっていただいた皆様の思いを寄せられる場を設けました。今後も皆様に情報を発信しながら、令和7年3月の閉校式に向かって様々な取組を進めてまいります。皆様のご支援とご協力をお願いいたします。