尾西高校での思い出
38回生 佐々木里菜
私の尾西高校での学生生活で一番心に残っていることは、「清新祭」です。私は二年生の時から生徒会執行部に所属していました。そのときに、尾西高校の行事が「体育大会・文化発表会」から「体育祭・文化祭」となり、「清新祭」と新たに生まれ変わりました。第一回目は、学校全体が楽しめるように、クラスTシャツを作成したり、校舎内の装飾をしたりしました。前年の行事よりお祭り感が増して、尾西高校に新たな1ページが作れてよかったな、と思ったのを覚えています。
翌年の第二回目は、私は生徒会長として清新祭に関わりました。体育祭では、皆が楽しめるように種目を考えました。新たに玉入れを行うために、玉入れのかごや玉を全六群団分六百個を夏休み期間中、清新祭実行委員のメンバーと共に作りました。
文化祭では、企画や校内の装飾の他に、校門の装飾や張りぼての学校のキャラクター「びーた君」を作成しました。清新祭のために生徒会執行部だけでなく、清新祭実行委員などの有志と学校全体で、清新祭を盛り上げることができて、嬉しかったのと達成感をとても感じることができたのを今でも覚えています。
高校を卒業してから大学に進学し、管理栄養士の資格を取得し、ドラッグストアに就職して社会人三年目になりました。今は副店長として働いています。今、改めて高校生活を振り返ると、尾西高校に入学していなければ、生徒会に入っていなかったと思うし、前に出て物事を行えるような性格ではなかったと思います。在学中はなかなか実感することは少ないかもしれないけど、友達や先生との出会い、小さいことでも全力で取り組んだことは、のちに今の自分を作り上げた大切な時間になっていると思います。在校生の皆さん、友人、先生との出会いを大切にして、学校生活を思い切り楽しんだ思い出を糧に卒業してください。